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職場でのうつ

職場うつ(新型うつ、現代うつ)の現状は?急増するうつ病・躁うつ病の患者の数

投稿日:2017年4月11日 更新日:

職場うつ(新型うつ、現代うつ)の現状は?急増するうつ病・躁うつ病の患者の数

職場うつとは?

同じような意味合いで、新型うつ現代うつというような言い方もされています。こちらのほうが聞き覚えがあるかもしれません。
特徴としては、自己愛が強く、他者への攻撃性が高いことがあげられます。
また、うつ傾向が強くなる時間や、曜日にも特徴がみられます。

旧型のうつ病と職場うつの違い

職場うつ(新型うつ)病は、旧型のうつ病とは違う特徴を持っています。
※下記はあくまで傾向であり、すべての人にあてはまるわけではありません。

旧型うつ 職場うつ
年齢 大きなかたよりはない 若い人に多い
性格 生真面目で真面目 排他的で自己愛が強い
攻撃性 自分を責める 他者を責める
時間帯 午前中 夕方
場所 場所に左右されない 職場や学校など
休日 休日に左右されない 休日になると活動的
睡眠・食欲 不眠、拒食症 過眠、過食症

今の日本のうつ病の実態

職場うつの実態を知るために、日本のうつ実態を知りましょう。
厚生労働省が3年ごとに実施している『患者調査』というものがあります。
うつ病、躁うつ病の患者数(調査では、「気分感情障害」となっています)は、1996年は43.3万人、1999年は44.1万人とほぼ横ばいでした。
ところが、2011年では95.8万人に急増しています。
わずか12年で倍以上の人間が、うつ病であると診断されているのは、非常に大きなことだと思います。

もっとも、今現在と、1990年代では精神科や心療内科に対してのとらえ方が変わってきているということを考慮しないといけません。
一昔前は、そういう診療科にかかることは非常にネガティブなとらえ方をされていました。
今でも、そのような風潮が無くなったとはいえませんが、以前よりは気軽に診断を受けられるようになりましたし、結果として診断される人も増えてきていると考えられています。

うつ病の男女比率について

前述した厚生労働省の統計で患者数の増加とともに、男女比にも特徴があります。
2011年を例に挙げると、女性が男性より約1.6倍になっています。
※女性が58.4万人、男性が37.4万人
女性の方がうつ病へのリスクが高いととらえるべきなのか、診断を受けるまでの精神的なハードルが男性の方が高いのか。
これについて明確な根拠はないと思いますが、統計上はこのような比率になっているようです。

職場うつの増加について

職場うつが目に見えて増えていることは確かです。
恐らく身の回りにも、精神疾患で治療を受けておられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ひと昔前に比べて、職場うつはとても身近になりました。
実際、自分の今の職場でも2人が精神疾患から退職をしました。
父親の職場の部下にも、弟の職場の同僚にも、そのような人がいるようです。

精神疾患の労災補償の増加について

精神疾患の労災補償についての統計はより傾向が明確で、完全な右肩上がりになっています。
1996年には18件だった請求件数は、2011年には1272件と急増しました。
支給決定数を見ても11件から475件となっています。
精神疾患の患者数が増えたのはもちろんですが、職場うつに対しての考え方が変わったのがよくわかる数値になっています。

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